のんびり女子♪新6年生の”ほめ育て”中学受験

おしゃべり大好き、のんびり系小学生女子ナツコの中学受験日記です。偏差値は48程度。私立女子校を目指しています。のんびりさんなので、なかなか大変ですが、ほめ育てと並行してやっていきたいと思っています。徒然なるままに書き留めます。

妄信の効用~兄の受験回顧録~

兄の偏差値は小6最終の合不合模試で35でした。

娘の数倍のんびりさんだった兄。

どの学校もすべて合格圏外。


はじめての子供の受験で何も見えていなかった母は、どっかでがんばれば成績あがるのでは、なんて夢のような期待を持っていましたが、小6秋の終わりをこんな感じで迎えました。


その最終の模試会場で、親向けの受験説明会があり、四谷大塚の先生がこんな話を。


「小学生は幼いから、気分で成績が上下します。親とケンカしてとか、ヤル気満々な時とか、気分次第で偏差値は10は変わりますね。」


え?そういうものなの?いい気分でいれば、偏差値は35でもなんとかなりますか?


それからは兄がどうであろうと、ほめまくりました。成績の悪い息子をほめるのは本当に骨がおれましたが、ほめました。


ほめられ過ぎて、ニコニコと受験会場に向かった息子。受験前から自分の合格を妄信していました。妄信ぶりだけは他の生徒に負けませんでした。

最終的に偏差値50弱の第一志望の私立に合格をいただけました。


ああ、こうやるのかと。

これで良かったんだ。叱る必要はなかったんだ、

とその時に思ったのですが。


今年の受験。

なかなか真っ最中はうまくいかないもの。


最近ナツコもなにかと楯突いてきます。

女の子はまた難しい。


この問題わからないー。お母さ~ん。来てー。

と母を呼んだくせに、

もういい、あっち行って、とか。


なんだと~。


青筋をたてつつ、ニッコリ。

うん、わかった、

あっち行くね。ナツコ頑張ってるね。


なんか気持ち悪い母さんだな。


でもケンカしてる場合でもない。

女子には女子の難しさがあるのですね。

毒親にはなりたくない

毒親と、中学受験が表裏一体のような気がしてしまうのは私だけでしょうか?


子供は頑張っているのに、もっともっと頑張らせたくなってしまう。色んな子の成績が気になったり、娘の偏差値も考えず、難関校に親の私が憧れを抱いてしまったり。


でも毒親にはなりたくないのです。


将来的にお母さんと娘がすごく関係が悪くなってしまうお話を聞くと、

偏見かもしれませんが、大概お母さんが娘のお勉強に厳しかった、口出しが多かった、なんてよく聞きます。

お母さんが自身の憧れを娘に押し付けてるとかなんとか。


でも中学受験に親の伴走は必須。次男の時も息子自身と同じくらい親が大変でした。


上手に母である私は裏方に回って、娘自身が「私、頑張ったよ。中学受験して良かった!」と自分で心からそう思えるような受験にさせてあげたいです。


それから、しんどい受験な上、母娘の関係まで悪くなった、なんて受験にはしたくありません。


そうならないためには、たとえどうなっても娘の努力をほめて認めてあげよう。

塾のクラスが落ちても、

テストの成績が下がっても。

勉強せずにぐうたらしてても。


母としてもまだまだ未熟な私にできるでしょうか。

でも、やらなきゃ。

がんばります。

とにかく怒らない覚悟

小学生に受験はとっても大変。

そう思いながらも、次男の時から中学受験を選択して、次男の時もそれはそれは大変な中学受験でした。


そして娘も。偏差値は50前後を行ったり来たり。努力して努力してこのくらいの成績です。たぶんこのくらいの子の親が一番苦労するのでは。


受験は水物だし、どんなに頑張っても最良の結果が出るかはわからない。

ましては成長期真っ盛り、まだ全然幼いところのある子どもです。


だから、とにかく怒らない、ほめて伸ばす、中学受験にしたい!

と思っています。


と思っていますが、と思っていますが・・・。


反抗期に足を踏み入れつつある女子。口も達者だしいろいろ母にぶつけてもきます。


その上、塾の宿題も親と一緒でないとなかなか進まないし、

いつもいつも勉強中は脱線するし・・。


ついつい怒りたくなります。

ちゃんとやれー!集中しなさーい!と。

心の中でだけでなく、時々はつい口から出てきてしまいます。


でもよく考えてみれば、本当によくやってますよね。塾通いだけでも大変なのに。


だから、母は頑張って怒りません。

怒らない覚悟のために書き始めました。

とにかく頑張っている娘をほめます。認めていきます。

そういう1年にしていこうと思っています。